再発防止策はどうする?交通事故対策

誰しも交通事故には見舞われたくないと考えるものです。しかしドライバーの中には、何度も交通事故に遭った経験を持つ人もおり、単なる運の悪さの一言では片付けられないこともあります。これまで幾度もの事故の経験を持っている人は、徹底して再発防止策を講じることが大切ですが、一体どのようなところに注意を払えば良いのでしょう。

ありがちな事故原因を踏まえながら対策法を見てきます。

交通事故の再発防止報告書!一度起きた事故を次回から起こさせないために!

脇見運転をしない

事故原因としてありがちなのが、脇見運転をしてしまったというもの。例えば、スマホ片手に集中していた、カーナビの案内を見ていた、事故現場に気を取られたなどが挙げられますが、こういった理由で事故を起こすケースは非常に多いです。

脇見をしている間も車は前に進んでいきますので、危険があるのは当然であり、速度が速ければ周りの状況もあっという間に移り変わっていくでしょう。ドライバーなら当たり前のように理解しておかなければいけない危険性にもかかわらず、脇見が理由の事故は日々、至るところで起こっているのが実状です。

脇見運転による事故を防止するには、運転に集中をするのが基本中の基本。たとえ低速だろうと油断をせず、周りの状況をしっかりと確認しておかなければいけません。ただ、長時間の運転をしていたり、疲れていたりすると集中力も低下しがちです。

そうした場合は一旦、運転を止めてリフレッシュをする、疲労を感じている時には運転をしないなどの心掛けが必要と言えます。車間距離を十分に空けて走行することも欠かせません。渋滞の時や急いでいる時など、ついつい車間距離が不十分になりがちですが、そうした状況の中で一瞬でも脇見をすれば衝突をするリスクは高まります。

十分に車間を保持しておけば防げたはずの事故も沢山あるはずですので、ゆとりの距離間を心掛けながらハンドルを握るようにしましょう。

動静不注視に要注意

ありがちな事故原因として、動静不注視も割合として多い傾向があります。これはいわゆる、「だろう運転」というものです。例えば、前方に右折車がいる場合、こっちを優先してくれるだろうと考えた結果、スピードを緩めずに直進をしたら衝突をしたり、ウィンカーを出した前車は、次の交差点を曲がるのだろうと考えたところ、手前のコンビニに入るために急ブレーキを踏まれて追突をしたりするなどが挙げられます。

いずれもリスクの存在を感知できる状況ではあるものの、こうするだろうという考えが優先してしまい、回避できるはずの危険を回避できないことがあるのです。こうした事故を防ぐためには、だろう運転とは反対の、「かもしれない運転」を心掛けることが大切と言えるでしょう。

前述の例にしても、もしかしたら先に曲がろうとするかもしれない、手前のコンビニに入るのかもしれない、このような危険予測を行うことで、事故を未然に防ぐことができるはずです。

十分に注意をしながらバックをする

例えば駐車場に頭から入れている場合、バックで出なければいけませんが、その際のバックの仕方が悪いことで事故を起こすケースも多いです。安全不確認が原因で、必要な確認をしなかったことで事故に至ってしまいます。

再発防止策としては、できるだけバックで出なければいけない状況を作らないことです。後方確認の場合は視野が狭くなるゆえ、頭から発進をする場合よりも、どうしても危険性が高まってしまいます。停める時の少し手間で、のちのリスクを減らすことができますので、面倒でもなるべくバックでの駐車を心掛けた方が良いでしょう。

バックモニターを信用し過ぎないことも大事。便利な機能ではあるものの、あくまでもサブとして使うための機能です。それにもかかわらずモニターだけを見ながらバックをしてしまうドライバーもいるようです。全ての情報が映し出されているわけではありませんので、自身でもしっかりと目視をしながらゆっくりと下がっていくことが大切です。

なお、バックで動こうとしている車がいる場合、そこを走行する別の車も十分に注意をしなければいけません。相手が必ずしもこちらの存在に気付いているとは限らず、止まることなく一気に下がってくることも考えられます。

周りの車が気を付けのも事故防止の基本ですので、動きそうな車がいる場合は速度を落とすなどの注意を払うようにしましょう。

一時停止を確実に守る

脇道などから大きな道路に出る場合、一時停止の標識を守って走行するのが基本のルールです。ところが、止まるのが面倒だった、急いでいるなどの理由で、しっかりと停止をせずに走行をしてしまう車も少なくありません。

その結果、横など走ってきた車とぶつかってしまうようなこともあるのです。事故を防ぐには、とにかく標識をきちんと守ることが重要。そもそも一時停止などの標識があるところは、そのアクションをしなければいけない何かしらの理由があります。

危険が潜んでいるからこそ標識が設置されているのであり、それを無視するということは、危険を軽視しているということです。その姿勢によって、時には取り返しのつかない事故に繋がってしまうこともありますので、標識がある意味を理解しつつ、ルールを守ることの大切さを、今一度よく考えてみた方が良いでしょう。

運転操作不適のリスク

全てのドライバーには適切に運転を行う姿勢が求められます。しかし何かしらの原因によって不適切な運転になってしまい、それが事故原因になることも多いのです。運転操作不適の内容としては、例えばペダルの踏み間違えが挙げられます。

昨今ではよく、高齢ドライバーが踏み間違えによって、お店の中などに突っ込むといったニュースが報じられていますが、これが正に不適切な操作です。本来はブレーキを踏まなければいけないところ、誤ってアクセルを踏み、事故に至ってしまうのです。

高齢ドライバーをやり玉に上げることが多いため、お年寄りの事故と考えられがちですが、誰しも注意が必要な問題でもあります。若い人でも例えば、駐車場やお店などを探しながら走っていると、ペダルへの意識が散漫となり、踏み間違えをしてしまうこともあるのです。

その他にもハンドル操作が不適切なために起こる事故もあります。障害物を避けるために急ハンドルを切って横転をしたり、十分にハンドルを切れずカーブを曲がり切れなかったりなどが挙げられます。舵をしっかりと取るのは安全運転のための大原則ですが、ただ、周りの状況をよく確認していない、速度を出し過ぎていたなどの理由で適切に操作ができないこともあるのです。

運転操作不適による事故を防ぐには、漫然運転にならないように注意をすることが欠かせません。ハンドルを握っている以上、常に危険はつき纏いますが、集中力を切らしてしまうと、ぼんやりとした気持ちでの運転になってしまいます。

するとペダルへの意識が薄くなったり、危険への意識が緩んでしまったりすることで運転操作不適も起こってしまうのです。日常的に運転をしているドライバーは、慣れの問題もあって油断をしてしまいがちですが、その油断こそが事故に繋がる要因であり、再発リスクも生み出します。

自動車というのは危険な面もある乗り物ですので、漫然運転にならないよう常に集中して扱うことが大切です。